2010年代の映画で有名なシリーズと言えば、「ハリー・ポッター」シリーズです。これを見て育ったという方も多いかもしれません。その他、圧倒的な映像で観客を熱狂させた人気シリーズ「トランスフォーマー」などの新作も登場しています。
この時代から、映画好きの中では「CGに頼り過ぎな映画が多くなった」と言われています。迫力のある映像さえ見せておけば良いという発想があったのも事実です。ただ、「ブラック・スワン」や「英国王のスピーチ」など、人の感情を揺さぶるような映画も多かったのは事実です。
CGの発達とともに映画界の人の発想もより柔軟になったからこそ、幅広い作品が生まれる根源ともなったと言えるのかもしれません。
2010年代の映画は、今までになかった時代の映画を描くことも多くなりました。より映像美を追求した作品も多く登場しましたし、迫力を極めた作品が登場したのも特徴です。
実際に何を楽しむかという点に関しては、もはや映画を見る人によって千差万別になってきたとも言えます。今までの映画は、ジャンルによって偏りがあったと言えます。
しかし、年代を重ねるごとに映画界には色々な映画が作られるようになりました。そういう意味では、映画をより細かい目線で、好きな作品だけを楽しめる時代にもなったのです。