1980年を代表とする映画と言えば、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」や「007 ムーンレイカー」「スター・トレック」などです。この時代、アクション映画が急速に発展し、特にSFなどが多く作られた時代でもありました。王道の肉体派アクションからSF超大作アクションまで増加し、一気に映画界は盛り上がりを見せていきました。
しかし、その逆で「クレイマー、クレイマー」など、離婚問題を描く社会風刺作品も多くなった時代でした。そういう意味ではとても幅広い映画が登場した時代でもあります。
1980年の映画を見てみると、やはり技術の進歩に驚かされるものが多いです。アクション映画などが多く作られた時代ということもあって、その技術は多方面で活用されています。
特に「スター・ウォーズ」や「スター・トレック」などの宇宙をテーマにした作品では、技術の高さが滲み出ていたと言えるでしょう。演出の仕方もかなり工夫され、登場人物を淡々と眺めることから、登場人物にいかに感情移入するかという点にも力を入れられていた時代です。